当法人主催の歯科医師勉強会『橋本会』を開催
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、院長の近山です。
先日、講師として平塚智裕先生をお招きし、
当法人主催の勉強会である橋本会を開催しました。

平塚先生は、東京医科歯科大学で歯の修復をするための補綴学を学び、
その後、近代インプラントの生みの親であるブローネマルク教授の援助のもと
日本で設立された
「ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター」にて
10年以上、難症例も含め多くのインプラント治療を経験してこられた先生です。
その平塚先生が開業されたBcデンタルオフィスに
勤務医として私の仲の良い大学の同期の先生がお世話になっていて、
それも今回の橋本会の開催の一つのきっかけになったことは
私個人としても嬉しいことでした。
インプラント治療のセミナーは、
どのように外科手術を行うのか
その技術的な部分を教えてもらえるものは多いのですが、
平塚先生のセミナーの内容は一味も二味も違って、
・患者さんの未来を考えた治療計画の作り方
・なぜインプラント治療が必要なのか
・数あるインプラントシステムそれぞれの特徴を理解すること
・骨に埋め込んだインプラントにどんな被せ物を作るのか
といった理論の部分を、時間をかけて丁寧に教えていただきました。
インプラントは、入れ歯やブリッジと同様に歯がない部位を補う
「欠損補綴治療」の一つですが、
たとえ1本の歯の欠損症例であっても、
「歯がないところにインプラントを入れればずっと安心!」
といった安直なものではありません。
10年後にお口の中はどうなっている?
じゃあ20年後は?
といった未来を見据えた視点で考えなければ、
せっかく行った治療が無駄になってしまうばかりか、
より複雑な治療に陥ってしまう可能性もあるのです。
患者さんと歯科医師の双方が納得できる治療結果のために
未来を考えた治療計画というのがとても重要であり、
そこには、補綴医ならではの考え方が凝縮されていました。
平塚先生は、セミナーの随所で
「考えることいっぱいあるでしょう」と仰っており、
頭で考えることの重要性を強調してくださいました。

午後には、株式会社GCさんの全面協力のもと、
インプラント埋入と型取りの実習を行いました。
模型上で埋入したインプラントの位置や深さについて
平塚先生に細かくチェックしてもらいました。

0.数mmの誤差が長期的な予後に影響してくるため、
妥協せずに厳しく指導していただきました。

また、正確な被せ物を作るために、
型取りの工程がいかに重要であるかを実演していただき、
一つひとつの処置の丁寧さが際立った実習でした。
今回の橋本会は、私が日々行っている診療の中で
大きなウェイトを占めるインプラント治療について、
多くを学ぶことができ非常に有意義なものでした。

インプラント治療についてご興味のある方はぜひご相談ください。