歯周病治療の年間コース修了
うだるような暑さが続いていますが、夏バテなどされていないでしょうか。
こんにちは、院長の近山です。
昨年の10月から受講していた歯周病の年間セミナーが
先日、ついに最終回を迎えました。

昨年度は、歯周病治療を今一度勉強するという目標を掲げて、
セミナーを受講したり論文や書籍を読んだりしてきました。
歯周病は、もはや知らない人はいないほどに
世間に広く認知されたメジャーな病気と言っても過言ではありません。
日本では5年ごとに「歯科疾患実態調査」というものが行われています。
歯科疾患実態調査とは、日本における歯科疾患の状況を把握し、
今後の歯科保健医療対策の基礎資料を得ることを目的として
厚生労働省が実施する国の統計調査です。
2022年の最新データでは歯周病に関する調査項目として、
2人に1人が4mm以上の歯周ポケットのある歯(=歯周病)を有し、
高齢になるほどその割合が高くなることが明らかになりました。

つまり、確かに歯周病はその認知度に見合う有病率を有しており、
決して他人事ではないということがわかります。
歯周病が進行すると、やがて歯がグラグラと揺れてくるので、
歯医者で抜かなければいけない、あるいは自然に抜けてしまう、
そんなことになってしまうのです。
いままでずっと使ってきた歯を失ってしまうなんてとても怖いことだと思います。
歯を失う原因の第1位が歯周病であり、
私たち歯科医師は、確かな知識と技術をもって
しっかり治さなければならないですし、
みなさんも歯周病がどんどん進行してしまわないように
十分に気をつけることが非常に大事になってきます。
歯周病治療には、患者さんの協力が不可欠です。
歯周病原細菌を減らす歯磨きのケアは言うまでもないですが、
歯周病リスクを上昇させてしまうタバコや糖尿病など
日頃の生活習慣の見直しが必要となることもあります。
そのために、診査・診断は非常に重要であり、
治療に入る前に問診や検査に時間をとらせていただき、
現状やリスク因子、それに基づく治療計画をしっかり相談し、
患者さんと歯科医師、歯科衛生士が1つのチームとなって
歯周病治療を進めていくことになります。
そんな、患者さんや歯科衛生士と力を合わせながら行う
歯周病の基本的な治療内容や、
歯科医師しか行うことができない外科手術を含めた応用的な内容まで、
約1年間をかけて専門医の先生から学べたことは
私の歯科医師人生において非常に有意義なものとなりました。

ここで学んだことを日々の診療に落とし込んで、
患者さん一人ひとりに還元するのが使命だと感じました。
歯科医療は、常に勉強です。勉強し続けることです。
患者さんにより良い治療を提供できるようにこれからも研鑽し続けていきたいと思います。
歯のお困りごとがあれば、ぜひ一度ご来院ください。