SRP講習を受けてきました!!①
こんにちは!歯科衛生士の篠田です😆
9月に入り暑い日はまだまだ続いていますが、朝晩は段々秋らしくなってきましたね
私は食べることが好きなので食欲の秋とはいえ、食べすぎには気を付けたいと思います!!🐷
またまた新人衛生士のために黒川さんがセミナーを開いてくださいました!
今回のテーマは…SRPです!!
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)とは・・・??
歯周ポケットの下に付着した歯周病の原因となるプラークや歯石・汚染された歯の周りの組織を器具を使って除去することです。
これらを除去して歯の根っこをツルツルにすることでプラークの再付着を防ぐことができます。
歯周ポケットの中の汚れをそのままにしてしまうと、次第にプラーク中の細菌が歯を支えている骨にまで影響を及ぼし、歯周病になってしまうんです、、!
歯茎の下に潜り込んだ汚れは毎日の歯ブラシでは取れないため、歯科医院で特別な器具を使ってとる必要があります🦷✨
そこで黒川さんと先輩衛生士さんに正しいSRPの行い方をレクチャーしていただきました!!!
まず、SRPの際に必要なキュレットスケーラーのシャープニング方法から...
正しい角度で研がないと刃の形が変わり、SRPの効率が悪くなってしまうため一定の角度で保つように意識しなければなりません!
研ぐ前と研いだ後のテストスティックへの引っ掛かりの違いがよく分かり、シャープニングの大切さを身をもって感じました>_<
そのあとは、模型を使って正しいSRPの操作方法を教えて頂きました。
歯根の形態を理解していないとスケーラーの刃が歯面に沿わないため、歯根の形をイメージしながら正しい角度で常に当て続けないといけません
①歯と歯の間にスケーラーの内面が0度になるようにいれる
②歯茎の下に入ったら、刃と把持する部分の間のシャンク部分を歯軸と平行にする
③歯石に対して刃をあててはじくように動かす
このようにしてSRPを行っていきます💁♀️
先輩衛生士さんにマンツーマンで固定指の位置や適切な角度で操作できているか・ポジショニングなど沢山指導して頂き、とても充実した時間でした!
また、SRPの際には探針やプローブでしっかり歯石を探査してからできるだけ少ない回数で取ることが、患者さんの負担を減らすことに繋がるのだとよくわかりました。
今回、黒川さんと先輩衛生士さんに見て頂いてわからないことも聞くことができ、新しく学ぶことが多かったです。
SRPは歯への歯周組織の付着をいかに増やせるかがとても大切な為、歯周組織を傷つけないように歯の形態をイメージして正しい操作法で行う事が大切だと改めて感じました・・・
また、しっかり研げているスケーラーを使うことで無駄な力を使うことなく歯石をとることができ、患者さんだけでなく術者の負担も減らせることもよくわかりました。
定期的なスケーラーのメインテナンスと正しい操作法でSRPを行い、患者さんの口腔内をより良い状態で守っていけるよう頑張ります!
歯周病にならないためには、歯科医院でのお掃除だけではなく患者様ご自身のセルフケアも必要不可欠です!!!
お口の環境を良くしていくために一緒に頑張りましょう!⭐