歯周病治療のセミナーを歯科医師・衛生士が受けました
開院してまだ1ヶ月も経っていないにも関わらず、
たくさんの患者さんに来院していただき、ありがとうございます。
歯科医師の佐藤です。
当法人では、常に歯科治療について勉強するのを当たり前としています。
先日、大阪の歯周病治療、インプラント治療で有名な寺嶋先生を法人にお招きし、
歯周病学総論という演目で、セミナーをしていただきました。
全3回を予定しており、今回が第1回目です。
歯周病治療は歯科医師だけでは患者さんに最高の結果をもたらすことができません。
衛生士の力が非常に大きいです。
そのため、歯科医師だけでなく、衛生士も参加して一緒に勉強をします。
コロナの影響もあり、昨今ではオンライン形式のウェブセミナーが非常に増えておりますが、
より緊張感を持って臨める点で、やはり対面でのセミナーの良さを再認識しました。
午前中の座学では、学生時代に習っていたことも含め、
基礎の基礎から教えていただきました。
お口の中の汚れである歯垢はプラークとも言います。
そのプラークいわゆる細菌性因子と呼ばれるものが、
歯周病の原因であることはイメージする方も多いと思います。
これだけが歯周病の原因ではありません。
実は、喫煙やタバコなどの環境因子、
歯列不正や噛み合わせなどの宿主因子も、
歯周病の原因として挙げられます。
つまり、それら原因を取り除くことが、
私たち歯科医師と衛生士の使命といえます。
上記はほんの一例ですが、新たに学んだ知識も含め、
これまでの知識と統合、整理できたことは、非常に有意義でした。
また、午後は縫合実習を行いました。
よく臨床で行われる縫合を一通り網羅した内容でした。
頭で考えながらやっているようでは遅い、
手が勝手に動くようになるまで練習あるのみだと痛感しました。
歯科医師と衛生士がペアとなり実習をしました。
はじめ衛生士がアシスタントをするのですが、
途中からは、普段はすることはないのですが、
実習ということもあり衛生士も術者側に交代して縫合の実習をしました。
次回は歯周外科総論と豚顎実習の予定ですが、今から楽しみでなりません。
今回学んだことを日々の臨床に落とし込みつつ、
また患者さんにとって有益な情報は、
これからもどんどんお伝えしていきたいと思いました。